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咳や痰の薬

咳を止めたり、痰をとる薬は、正式には「鎮咳去痰薬」と言います。鎮咳薬は、延髄にあるセキ中枢を鎮め、セキの反射経路を抑え、気管支筋の痙攣を和らげることにより、咳の発作を止めます。去痰薬は、気道内の分泌物を増やし、痰を薄めて体外に排出しやすくなります。

痰を取り除きたいとき

グアヤコールスルホン酸カリウム、塩酸ブロムヘキシンは、気道の粘膜にへばりついた痰を薄めて取り除きます。多年草のキキョウの根であるキキョウは、サポニンという気管支粘膜の分泌を良くする成分を含んでおり、痰の排出を良くします。

その他、セネガやトコンなども同じくサポニンが主成分の漢方の生薬です。セネガは、反射性気管支粘液分泌により痰の排出を促進し、トコンは気管支粘液の分泌を高めて痰を排出します。

きつい咳を抑えたいとき

リン酸ジヒドロコデイン、臭化水素酸デキストロメトルファン、塩酸クロペラスチン、ヒベンズ酸チペピジンなどの成分を含んだものを選びます。リン酸ジヒドロコデインは、延髄のセキ中枢を抑制してセキを抑える強い作用があります。その他に、dl-塩酸メチルエフェドリン、グアイフェネシンなどはセキ止め作用と共に痰を取り去る働きもします。

喉の不快感があって、アレルギー性の咳のとき

アレルギー性の咳とは、アレルギー症状により気管支が敬礼を起こして出る咳です。その時は、抗アレルギー薬のマレイン酸黒るフェニラミン、マレイン酸カルビノキサミンなどが配合された薬を選びます。

抗ヒスタミン作用と抗アセチルコリン作用により、アレルギー性の咳を抑えます。また、ジプロフィリンは副作用が少ないので、アレルギー性の気管支喘息や喘息性気管支炎の治療に長時間使われます。

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