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体がむくみやすい原因

顔や手足が腫れぼったくなるむくみは、皮下の水分が過剰になった状態です。その原因の1つは、肝臓、腎臓、心臓といった内臓機能の低下や、栄養失調などのため、血液中のアルブミンが減少してしまうことにあります。アルブミンが減少すると、血液の浸透圧が低下するため、血管内の水分が外に漏れてしまいます。

また、毛細血管の壁が弱いために、血管内の水分が外にもれることもあります。正常な血管壁には内皮細胞が石垣のようにきっちり並んでいますが、栄養不足などによって血管壁に隙間ができると、そこから水分がもれてしまいます。

こうしたむくみを改善するためには、良質のたんぱく質やコラーゲン、ビタミンCなどの成分を十分にとり、内臓の機能や血管壁を強化することが大切です。

ただし、むくみの原因が病気の場合もあります。肝臓に原因がある場合は肝炎、肝硬変、腎臓の場合は腎炎やネフローゼ症候群、心臓の場合は心不全などが考えられます。

なお、女性に多く見られるのは甲状腺機能低下症です。これはむくみの他にだるさや冷えなどの症状がありますが、検診や人間ドックの検査項目には無いので、見逃されやすいのが現状です。症状が進むと、喉が腫れてくるのでわかります。食事に気をつけてもむくみが改善されない場合は、こうした病気を疑って検査を受けてみましょう。

なお、前の晩に水分を取りすぎて、翌朝顔がむくむとか、立ちっぱなしでいたあとに、夕方ごろ足がむくむというのは正常な反応です。しばらくたって治るような一時的なむくみであれば、まず心配は要りません。

むくみの予防・改善には、腎臓、肝臓、心臓といった内臓の機能や血管壁を強化することが必要です。そのためには、内臓や血管壁の構成成分であるたんぱく質を、肉、魚介、卵、牛乳、大豆、大豆製品といったバラエティ豊かな食品から摂取します。肉はエネルギーが高いので、赤身の部分を選び、グリルなどの脂肪を落とす調理法でとるようにしましょう。

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