看護師の職場で多い「人間関係の悩み」
世の社会人の方々はそれぞれに色んな悩みをお持ちかと思いますが、主に医療機関で働く看護師に多いのが「人間関係の悩み」です。
転職理由においても「職場の人間関係が悪いから」を上げる人は意外と多いです。患者さんを看護し、特には生死の場面にも関わるという大変な仕事を担う看護師ですが、職場の人間関係にも苦労しているケースが多々あるのですね。
看護師の人間関係の悩みには、以下のような種類があります。
１．先輩や同僚など、特定の人と非常に仲が悪い。
２．派閥争いやグループがあり、常にそれを意識させられる。
３．看護部長や看護師長のやり方に納得できず、対立している。
４．医師がワンマン過ぎる。
５．特定の患者さんとうまく接することができない。
６．放射線技師や薬剤師などとの人間関係が悪い。
このような人間関係の悩みが原因で転職する看護師さんが多いのも事実ですが、大切なのは転職によって解決できる問題かどうかです。
例えば、患者さんとの人間関係に悩んでいる場合。看護師として働く以上、患者さんと良好な人間関係を築いていくことは、必要不可欠な課題です。
転職によって関わる患者さんの年代や種類は変わるかもしれませんが、患者さんと接するという根本的な部分は変わりません。このため、患者さんとの人間関係の構築は、今勤めている病院で克服すべき壁になるのです。
また、人間関係の悩みで転職する時は、社会人として自分自身に落ち度が無いかを考えてみます。もし、何も悪いことをしていない上に、仕事においても何の落ち度も無い場合、そんな状況下で一方的に嫌がらせなどを受けている場合は、転職すべきだと思います。
しかし、何かしらの落ち度が自分側にあると感じている場合は、どうすれば改善できるか考え、もう少し踏ん張ってみる必要があると思うのです。そこでもう１度自分自身でしっかり頑張ったけれどダメだったという時には始めて、転職を考えるのも良いでしょう。
さらに、病院によっては上司のパワハラやセクハラまがいのことが酷いケースもあります。このような状況は自分だけで改善するのが困難なので、転職するのが１番の解決策かもしれません。
スポンサードリンク